MENU

アラキドン酸・市販薬の種類

ナッツにはたくさんのアラキドン酸が含まれているらしい

脳の老化防止、とりわけ記憶力低下の抑止に効果が高いといわれて注目されたアラキドン酸を効率よく摂取できる食品として覚えておきたいのがナッツ類。ナッツ類以外でも肉類、魚介類、レバー、卵に多く含まれますが、ナッツでアラキドン酸を摂取するメリットは少量で効率よく摂取できること、手軽に食べられることの2つです。ナッツ、とりわけクルミはお料理以外にパンやお菓子として加工できますし、他のナッツ同様、そのままつまんで食べることもでき、使い勝手がよいものです。アラキドン酸摂取が目的ならクルミを毎日食べるようにすることをおススメします。

クルミをおススメする理由はまだあります。体内でアラキドン酸を生成するために必要なリノール酸やαリノレン酸が豊富なため、それらに含まれるオメガ3系、オメガ6系の両方とも同時に摂取できるという点です。αリノレン酸には大きく2つの効果が期待できます。

ひとつは、動脈硬化や中性脂肪といった、中高年になると気になってくる生活習慣病リスクを予防してくれる効果。もうひとつは、体内でEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)に合成されることです。なお、アラキドン酸には脳の若返り効果だけではなく血中コレステロールを減少させる効果もあることが報告されています。

ナッツ類を積極的に食べることで、脳の活性化だけでなく、健康維持・増進にもとても役立つのです。ただし、カロリーは高いので食べ過ぎにだけはくれぐれもご注意ください。